こがナビ 古河市観光協会

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歴史スポット

「古河」は、古く「許我」と表記され、『万葉集』に当時の情景が二首詠まれ、すでに奈良時代から渡良瀬川の渡し場として賑わっていたことが伺えます。

平安時代には、9世紀初め〜10世紀における東日本最大級の“製鉄所”(川戸台遺跡)があり、9世紀後半には「半地下式平窯」(江口長沖窯跡)も発見されており製鉄や窯業の生産拠点でもありました。

 

室町時代後期から戦国時代にかけて古河公方の本拠地であり、江戸時代には古河城の城下町、日光街道の宿場町・古河宿が盛えました。 古河藩領は下総国・下野国・武蔵国に跨り、市域も下総国、千葉県を経て茨城県に編入された経緯があることから、旧常陸国、水戸街道が中心となって形成された近代以降の茨城県の県史としては傍流的な位置づけとなっています。

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